引越顛末記7

■初日に見た現実とは・・・

いよいよ引越第1日目。
引っ越し屋さんが来るのは午後。それまでに出来るだけ荷物を作っておかなきゃと大忙し。
そして2時頃、引っ越し屋さんが到着。荷物を積み込んでいく間もひたすら荷造り。
とにかく今日積み込められるものは積み込んじゃえってことなので、時間ぎりぎりまで作業した。

夕方やっと出発。
一足先に新居へ行って、ササッとふき掃除をした。
引っ越し屋さんが到着し、シートを敷いたり、カバーをしたりと荷物を運び込む準備をし、いよいよ運び込み開始。
その頃には、私達はもう体が動きましぇんって状態で、荷物をどこに置くかの指示するだけで精一杯。
でも引っ越し屋のお兄さん達は、ハァハァ言いながら、50mほどの距離を重い荷物を持って走ってくれるのだ。
それも途中に24段ほどの階段あり。
そんな悪条件の引越なのに、嫌な顔せず、ホントにアリさんのように一生懸命運んでくれる。もう本当に感謝です。

外も真っ暗になり、ようやく引越第一弾が終了。
体は疲れきっているものの、ここでの初めての夜景に感動♪♪
綺麗だろうなとは思っていたが、実際に見るとやっぱりすごい!
2人ともしばし夜景の美しさに酔いしれ(いや、疲れてボーッとしていただけか?)た後、荷ほどきする元気もないので、とりあえず帰ることに。
戸締まりをして、駐車場に出ると・・・ん?何やら怪しげな物音が。

「何?何?なんやろ?」
2人ともじっと耳を澄ますと

「ブヒッ ブヒッ」

結構大きな声がする。
「えっ?何?」
懐中電灯でその声のする方を照らしてみると・・・

イ、イノシシだーーーーー\(◎o◎)/!

でっかいイノシシが家の前の坂道を下って行くのが見えた。
ウッソッ!
2人して呆然と眺めていたら、横の山からウリボウが2匹飛び出してきた。
ブヒッブヒッと歩いていく親イノシシの後ろを、2匹のウリボウが、アスファルトにヒヅメを滑らせながらついていく。

タラーーーーーー( ̄◇ ̄;)

ふ、ふつうに歩いてる。
住宅街の道を、イノシシ親子が当たり前のように散歩している!
んなアホな、と思ったが・・・どうもそれが現実らしい。
1日目にして、とんでもない現実を目の前に突きつけられてしまったみたいだ!?